002.4.内的SEO対策

内的SEO対策

 内的SEO対策は、主にウェブページが「正しいプログラム(コード)で書かれている」ことと「良質なコンテンツ(内容)である」ことで成り立ちます。 外的SEO対策と比べ、これまでは軽視されてきていましたが、今後は重要になる対策です。 いわば、虚飾に走らず地金を鍛える対策であると言えます。

 「正しいプログラム(コード)」とは、文法に間違いが無く、かつ推奨されている表記によるプログラム(コード)のことです。 例えば、外国語で文章を書く時に、単語だけ並べておいても大雑把な意味は伝達できますが、より正確な文法で、より適した表現で書くことが重要であることと同じです。 人間がウェブページを一見しても正しい表記かわかりにくいところですが、検索エンジンはウェブサイトをアルゴリズムで判別しますので、正しいプログラムかどうかは冷徹に判断します。

 また、「良質なコンテンツ(内容)である」とは、ウェブサイトに記載されている情報が、独自の内容であり、かつ豊富な情報量であることが基準になります。 他のウェブサイトを模倣した内容であったり、情報量が少ないと評価されないということになります。 本で例えるならば、オリジナルの文章が大量に収められている本の方が、他の既存の文章を寄せ集めた本よりも価値があるはず、ということです。

次節からは、この内的SEO対策に主眼を置いた解説を行います。

内的SEO対策:正しいコード(正しい文法)と良質なコンテンツ(価値のある内容)

本項のポイント―SEO対策の基本(4)

  • 外的SEO対策は、沢山のリンクを張ることで行われる
  • 最近は外的SEO対策の効果が急速に低下
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