004.3.TOPページは本で言えば表紙!

TOPページは本で言えば表紙!魅力がなければ誰も見ない!

 検索エンジンで目的にあった業者やお店を捜すときには、同じジャンルの会社・お店のサイトをいくつか見くらべると思います。効率よく業者・お店を捜すために、一つのサイトを見る時間はほんの一瞬で、「良い」と思えるサイトがあれば、すこしだけ時間を掛けていくつかのページをを見て、「お気に入り」に入れるなりしてそこからさらに絞り込む。大抵の人がこのようなプロセスで業者・お店を捜すのではないでしょうか?

1.TOPページを数秒しか見られないことが多い

 検索エンジンからたどり着いたユーザーが、ウェブサイトを見る時間はほんの数秒であることがほとんどです。しかも見るのはTOPページだけという場合がかなり多いと思われます。TOPページが「見るからに怪しい」「汚い」といった印象であれば、そのサイトの他のページを見ようとは思いません。検索エンジンに戻り、他の候補を探すでしょう。だからこそ、TOPページは重要です。当たり前のことですが。しかし、実情としては「怪しい」とか「汚い」とは思われなくても、個性がないTOPページが多い印象を受けます。とにかく「無難な」ページが多い。どのサイトを見ても配色やレイアウトが代わり映えしない。これで同業他社に打ち勝つことを本気で考えているのでしょうか?

 奇をてらう必要はまったくありませんが、その企業・お店の特徴や優れている点を、端的にわかりやすく表現することが、ウェブサイトにおけるTOPページの役割です。よいウェブ制作会社を見つけるための一つのポイントとして、制作実績でどのようなTOPページを作っているか、というのはかなり有効な判断基準だと思います。


検索エンジンでどのページに行き着いたとしても、TOPページは一番「見られる」ページです。

2.TOPページにおいて重要なこと

 当社がTOPページを作る場合、重要視しているのが、(1)「メインイメージ」、(2)「キャッチコピー」、(3)「(1)、(2)を活かすレイアウト」です。

 (1)「メインイメージ」はTOPページで一番大きく使われる、写真やイラストなどの画像です。TOPページの印象を決める重要な要素なので、ここでありきたりの画像を使うことは避けるべきだと思います。予算がなくて高品質の写真やイラスト等が使用できないのであれば、図や文字をうまくデザインすることで、印象深いイメージを作ることも可能です。

 (2)「キャッチコピー」は、事業やサービス内容を端的に表す短い文章です。これをTOPページの目立つところに入れることで、そのサイトがどんなサイトなのか、どんなサービスを提供しているのかが分かりやすくなるので、必ず入れたほうがよいと思います。

 (3)「(1)、(2)を活かすレイアウト」は、(1)「メインイメージ」と(2)「キャッチコピー」を活かすための、品質の高いデザイン表現です。よい画像やよいキャッチコピーがあっても、それらを台無しにするような質の低いデザインをしないことです。逆に、画像やコピーが今ひとつであっても、品質の高いデザインであればある程度の信頼性を持たせることができます。

本項のポイント―ダメサイトを作らないために(3)

  • TOPページは、ウェブサイトにおいて何より重要
  • TOPページで大切な要素は、「メインイメージ」「キャッチコピー」「レイアウト」である
  • TOPページを作る能力を見ることは、ウェブ制作会社の実力を測るための良い判断基準となる
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