004.5.日本語だけでもここまでカッコよくできる

不必要な英語は使うな!日本語だけでもここまでカッコよくできる

 当社がウェブ制作の重要要素として「信頼性」「個性」「日本語」を主張するようになるのは、当社がウェブ制作事業をはじめてから2年ほどたってからです。当初は手探りの状況で、「信頼性」に関しては自信がありましたが。「個性」や「日本語」ということはあまり気にしていませんでした。その状況を変えた案件が「柳沢療法研究所」ウェブサイトです。 「柳沢療法研究所」様のウェブサイト。イメージ写真的な大きな画像は使用せずに、文字と図、最低限の写真のみで構成しています。

 この案件は、「同業他社(姿勢矯正のための診療所)に圧勝するにはどうすればよいか」をこれまで以上に深く考えました。そして、導き出した答えは「よくある診療所のような、清潔感だけを重視した無難なサイトではなく、独自性を前面に押し出そう」ということでした。デザインや内容の「信頼性」については、これまで培ってきた実績から、どんなものを作ろうとクリアできる自信はありました。「信頼性」だけでは、同業他社を圧倒することはできません。そこで考えたのが「日本語をカッコよく見せるサイト」でした。本案件の場合、その治療内容から、東洋的なビジュアル表現が合うと思いましたので、「日本語」+「図」だけでウェブサイトを構成することで、他では見られないウェブサイトが作れると考えました。そして、ありがちな「日本語の下に小さく英語を入れる」ような見飽きたデザインにはしないことを決めました。

 本案件については、予想以上の結果が出ました。新規の患者さんがこれまでの数倍に伸び、遠方からの患者さんも格段に増えたと聞いています。そして、この経験により当社はより「日本語でカッコよく見せるサイト」に力を入れるようになりました。案件にもよりますが、当社でウェブサイトを作る場合、不必要な英語は入れないことがほとんどです。たとえば、日本語の下に小さな英語を入れると、簡単に「ちょっとかっこよさげ」なものが作れてしまうため、安易にこの手法を使うウェブ制作会社(これは紙媒体も同じですが)が多いです。特にメニューボタンにはこの手法が顕著に見られますが、このような表現手法は決して「個性的」とは言えません。必然性が感じられないことがほとんどです。もちろん、その英語がデザイン上必然とも言えるほどの圧倒的な「説得力」があるか、情報として必要な場合はもちろん入れるべきですが。もし英語圏の方にも見てもらいたいのなら、英語のページを別に作るべきでしょう。

 当社は、特に「日本語」に力を入れてウェブサイトを製作しています。他に代表的な事例として「新体道」などがあります。本項で主張されていることは、決して「一般的」「常識」ではありません。ソウサスの「特色」であると考えてください。これらの考え方に共感していただけれるのであれば、是非当社をご利用ください。 新体道

本項のポイント―ダメサイトを作らないために(5)

  • 「日本語」だけでも、見栄えの良いウェブサイトは制作できる
  • 不必要な英語を使用することに慎重になるべき
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