ウェブサイトにおいて、最も重要なのはTOPページの印象です。これは、なにもウェブサイトに限ったことではなく、普段モノを買うときも同じだと思います。
生鮮食品、お菓子、家電、薬、日用品、内容がわからない本…事前にそのモノの情報を知らない場合は、まずはぱっと見た印象で、手に取るか決めるでしょう。見た目の印象が汚かったり、不気味で得体のしれないものだったりすれば手にとって確かめることもしません。そんなことは当たり前のことだと感じるかと思います。それにもかかわらず、「ぱっと見」で何のサイトなのかわからなかったり、TOPページの印象が悪いウェブサイトが多すぎるのです。
サンプルを用意ました。AとBを比べてみてください。
これは実際に弊社が依頼されたウェブサイト改善案件ですが、明らかにAがダメだと感じられるかと思います。しかも信じがたいことに、Aのサイトを製作したのは一般の個人ではなく、ウェブ制作会社を名乗る企業だったといいます。
Aのウェブサイトは、ウェブ制作会社としてあまりにいい加減な仕事です。
では、Aのサイトがダメな点を、具体的に一つ一つ挙げてみます。
- 「クリニック」の文字を除けば、なんのサイトなのか全くわからない
- 全体の配色のバランスが汚い
- どこがメニューボタンなのかわかりにくい
- クリニックのサイトであるのに、色彩のみならず使用されている写真や文字のデザイン処理など、
著しく清潔感に欠ける
- そもそもデザインがカッコ悪い(素人っぽい)
こうしたダメ要素の一つ一つが積み重なることで、一見してダメだと感じさせるウェブサイトとなってしまいます。
- 見てすぐに何のサイトかわからない
- 「なぜこの色なのか」「なぜこのフォントなのか」「なぜこのレイアウトなのか」など、 デザインに説得力がない
- ぱっと見て「汚い」「ダサい」「うさんくさい」と思わせるデザイン
- 01 怪しい!カッコ悪い!―デザインコンセプトがダメな場合"
- 02 ごちゃごちゃしていて、わかりにくい!―レイアウト・導線がダメな理由
- 03 なぜか、雑誌などと比べて読む気がうせる―文字の扱いがダメな理由
- 04 写真やパーツが汚い!―写真・画像処理がダメな理由
- 05 TOP画像になぜか白人(笑)―TOP画像がダメな理由
- 06 全然更新されてないけれど、この会社大丈夫?―更新されないサイトがダメな理由
- 07 図解!これがダメサイトだ!―ダメサイト事例サンプル(1)
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